和歌山県水土里情報システムの利用に係るQ&A
Q1 水土里システムの特徴は何ですか
A1 水土里情報システムは、農林水産省主導のもと平成23年度に作成された
GISシステムです。
国費を活用したシステムのため、他のGISシステムと比較すると非常に
安価です。
また、ビューアー機能のみのGISシステムが多い中で、職員自ら項目の
編集が可能です。セキュリティーに関してはスタンドアロンであるため、
インターネットから外部に情報が流出する心配はありません。
Q2 和歌山県水土里情報システム使用の料金体系はどうなっていますか
A2 1ユーザー当たり、年間、200千円+農振農用地面積×10円/ha と
なっています。
※1市町村当たり、20数万円程度です。
※同一事務所内で複数台活用しても年間の使用料の増額はありません。
但し、本所と支所といったように離れた部署で活用する場合は、別途、
年間100千円の費用が発生します。
Q3 水土里情報システムで利用できるシステムとその料金を教えてください
A3 下表のとおり
システム名 | システム料金 | 入力業務(委託の場合) |
中山間地域直接支払 支援 | 200千円 | 1000千円/3000筆 |
上水道管理台帳 | 500千円 | 見積 |
集落排水(下水)管理台帳 | 500千円 | 見積 |
字切り図作成 | 300千円 | - |
空き家台帳 | - | 1000千円/300軒 |
林地台帳 |
3000千円/利用団体数 500千円/利用団体数 |
システムに含む |
Q4 和歌山県水土里情報システムで利用可能なデータはありますか
A4 和歌山県が入力している以下の情報は利用可能です
・農業水利施設機能保全計画(劣化度合い)
・地すべり施設台帳(農村振興局所管分)
・ため池台帳
・ため池の浸水想定区域図(ため池の受益面積2ha以上)
・一定要件農道
・県営土地改良事業の事業履歴
・国営農業用水再編対策事業の実績
・基盤整備事業検討資料
・林班図
・砂防等警戒区域図
Q5 県内市町村等での和歌山県水土里情報システムの活用事例
A5 以下のような活用をしています。
・農地の調査(耕作放棄地の調査等)
・多面的機能支払交付金協定農地の管理
・空き家台帳管理
・課税台帳管理 など